「慣れる」って、良いことばかりではないのです。
トレーニングやダイエットをしようと思ったとき、筋力や体力がついたり、痩せたと実感できるのは、今日・明日というわけにはいかず、少し後になってからですよね。
【継続は力なり】という言葉があるように、良い習慣を身に着けたり、得たい結果がある時には、コツコツ積み重ねて、継続して、それこそ「慣れ」ていくことが大切です。
そんな、良い意味での「慣れ」なら良いのですが、身体の不調に関しては慣れてしまっては困ります(^^;)
痛みになんて慣れないでしょ??って思うかもしれませんが、結構みなさん、慣れちゃってるんですよね~。
違和感も、長く続くと慣れていく。
いま腰痛にお困りのあなたも、初めて腰に重だるさや痛みを感じた時は「あれ?」って思ったはずなんです。
それが何度か続くと「あぁ、またか」に変わり、何年も続くと「いつものこと」だと、だんだん気にもとめなくなっていきます。
でもね、気にしなくなったからと言って痛みがなくなったわけではないですよね。
それこそ、そのレベルの痛みがあることに「慣れ」てしまっただけで、再び痛いな~と意識し始めるのは前よりもっと痛みレベルが上がった時です(^▽^;)
それはつまり麻痺状態で、疲れや痛みを正しく認識できていないセンサーの誤作動状態…(;一_一)
痛くないから、大丈夫。??
もしもセンサーが誤作動を起こしていて、痛みを感じていないのだとしたら?痛くない=大丈夫。ではないですよね。
でも麻痺状態が長くなると自分で不調に気付くことができなくなります。
現に、初めて施術を受けられる方の多くは、自覚症状のある場所以外にもたくさん疲れを溜め込んでいますし、自覚があったとしても、その疲れを正しく認識できている人はほとんどいません。
施術を受けた多くの方が「これほど溜め込んでいたとは…」と驚かれ、「こんなに楽になるとは思わなかった!」と感動されます(^^)
あなたも自分では気が付いていないだけで、かなりお疲れモードなのかもしれませんよ。
自分のことは案外、分からないもの。目に見えないことなら尚更です。
もし身体の違和感を感じることがあったら、放置せずに一度ご相談ください。
きっと、想像以上に溜め込んだ疲れに驚くと思います。そして、そんな状態になるまで頑張ってくれていた自分の身体が愛しくなるかもしれませんね♪
この記事へのコメントはありません。